BLSプロバイダーコース
Basic Life Support
業務対応(プロフェッショナル)向けの一次救命処置(BLS)トレーニング・プログラムです。
医療従事者レベルでの 乳児・小児・成人 の心肺蘇生法を1日で身につけます。
CPRの他、気道異物除去、AEDによる除細動、バッグバルブマスクによる人工呼吸法、また呼吸停止対応(補助呼吸)、チーム連携による救命初期対応など、プロクォリティの救命トレーニングを行う本邦では稀有なプログラムとなっています。
日付 | 開催地 | 時間 | 会場 | 受講料 | 受付状況 |
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11月4日(月・祝) | 大宮 | 12:30-18:00 | 大宮レイボックホール | 19,250円 | 募集中 |
概要
成人傷病者に対する人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AEDの使い方に加えて、乳児と小児のCPR、 気道異物除去など、最新のAHA蘇生ガイドラインに基づいた一次救命処置(BLS)のほぼすべてを網羅しています。
ひとりで行なう心肺蘇生法(CPR)の他に、ふたり以上の救助者がいた場合のより効果的な心肺蘇生法のトレーニングや、 医療機関で標準的に使われているバッグバルブマスクによる換気法など、 市民向け一般蘇生講習には含まれない高度な手技も訓練していきます。
特徴
アメリカ心臓協会 AHA の長年の経験と教育学的効果に基づいて開発された "Practice while Watching(PWW)" という技法に基づいて、DVD教材を使ってコースが展開されます。
ビデオ教材の中で映像として示されるデモンストレーションを見ながら、それにあわせて胸骨圧迫などの練習を行うことで、正しい手技・正しいテンポを身につけます。
当日は実際に体を動かす実技練習が中心のコースとなります。受講の機会をより効果的なものとするため、受講生の皆さんがマネキンを使った練習に専念できるよう、講義時間は最小限に留めています。受講生は事前にテキストを熟読してくることが望まれます。
受講対象者
当コース受講に際しては医療資格は必要ありません。興味と熱意がある人ならどなたでも受講できます。
特に今の日本では、子どもの救命法を学べる機会がほぼなくなっているため、学校教職員、保育士、幼稚園教諭、学童保育・児童施設職員などにもおすすめです。
その他、スポーツ指導員、介護福祉職員、キャビンアテンダント(CA)、市民向け救命講習を受講して更に学びたいと思った方など。
もちろん、医師、看護師、救急救命士、歯科医師、歯科衛生士、理学・作業療法士、臨床検査技師、診療放射線技師など、医療現場で患者急変に立ち会う可能性があるすべての医療職も受講対象です。
修了試験
実技試験・筆記試験があります。
・実技試験:成人への一人法 CPRとAED
・実技試験:乳児への一人法 CPR ならびに二人法 CPR
・筆記試験:4者択一式 25問(84%以上の正当で合格)
修了証
本コースの全課程を修了し、筆記試験・実技試験に合格すると、2年間有効の AHA 公式 BLS Provider eCard が発行されます。 国際的に通用する英文表記の、医療従事者レベルの心肺蘇生技術(一次救命処置)認定資格です。
教材・その他
下記の教材(AHA公式テキスト)は受講生各自でご用意いただきます。
旧版であるG2015準拠テキストはお使いになれません。必ず最新のG2020版(下記表示参照)をひとり1冊ご購入ください。
BLSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2020 準拠 シナジー社刊
ポケットマスクの事前準備(購入)は不要です。