PHTLS
Prehospital Trauma Life Support(病院外外傷対応 )
概要
PHTLS コースは、外因性障害のある患者の評価を行い、患者の緊急度や病態を判断し、安定化を図りながら、適切な医療機関へ収容することを目的にしているプレホスピタル外傷トレーニングです。
実技を中心に行ないますので、評価法さらに対処も学ぶことができます。
患者の評価は、同じ全米救命士協会の AMLS で学ぶ Assessment Pathway の手法を使用しますが、これは現場の状況や患者の状態を丁寧に観察し、傷病者へ質問を行ないながらチェックしていくことで、見落としがなく的確に行動するための体系的アプローチです。
詳細は、PHTLS公式テキスト Division 2: Assessment and Management の章で体系的アプローチで学びますが、受講申込後にメールでお送りする資料 AMLS Assessment Pathway を参考にしてください。
この評価法を応用しながら、PHTLSコースでは、外傷疾患のシナリオ演習と実技演習を行ないます。
受講対象者
受講条件:救急救命士、医師、看護師、救急隊員のいずれかの方。
教材・その他
下記の教材は受講生各自でご用意いただきます。
Phtls: Prehospital Trauma Life Support (NAEMT著)9th Edition
修了試験
実技試験・筆記試験があります。
筆記試験は四者択一式で76%以上の正解が必要です。
修了証
本コースの全課程を修了し、筆記試験・実技試験に合格すると、4年間有効の NAEMT 認定 PHTLS プロバイダーカードが発行されます。
コーススケジュール
PHTLSコースは2日間のコースです。
時間は参加者の人数や進行状況により多少変更になることがあります。